【ピアノ独学】12の長調をおぼえよう【鍵盤・弾き方・場所】

こんにちは。独学ピアノ講師なんなん(@nannanchannel)です。

この記事では知ってると便利な音楽理論のキソ「12の長調」を解説します。

(12の短調の記事はこちら)

一通りやっておくと、耳コピしたり楽譜をよむとき経験済みなので便利です。

何回も弾いて「丸暗記」(まるあんき)がOKでしょう。

ピアノやキーボード、アプリがある人は、一緒に音を出しながら学んでみてください。

#(シャープ):半音上げてください(白いキーの右上)

♭(フラット):半音下げてください(白いキーの左下)

練習のコツです

  • 指は両手の「4321・1234」小指以外をつかいます
  • のぼり・下りを弾き、次の音階に進みます(ど、ど#、れ・・・)

白鍵盤から始まる長調・7つ覚えよう(独学ピアノ)

「ど」から始まる長調

どれみふぁそらしど(どしらそふぁみれど)

日本語では「ハ長調」といいます

「れ」から始まる長調

れみふぁ#そらしど#れ(れど#しらそふぁ#みれ)

日本語では「ニ長調」といいます

「み」から始まる長調

みふぁ#そ#らしど#れ#み(みれ#ど#しらそ#ふぁ#み)

日本語では「ホ長調」といいます

「ふぁ」から始まる長調

ふぁそらし♭どれみふぁ(ふぁみれどし♭らそふぁ)

日本語では「ヘ長調」といいます

「そ」から始まる長調

そらしどれみふぁ#そ(そふぁ#みれどしらそ)

日本語では「ト長調」といいます

「ら」から始まる長調

らしど#れ#みふぁ#そ#ら(らそ#ふぁ#みれど#しら)

日本語では「イ長調」といいます

「し」から始まる長調

しど#れ#みふぁ#そ#ら#し(しら#そ#ふぁ#みれ#ど#し)

日本語では「ロ長調」といいます

白鍵盤からはじまる「長調」は以上です。

次は「黒鍵盤」からはじまる長調を覚えます。

黒鍵盤から始まる長調・5つ覚えよう(独学ピアノ)

「ど#」から始まる長調

ど#れ#み#ふぁ#そ#ら#し#ど#(ど#し#ら#そ#ふぁ#み#れ#ど#)

日本語では「嬰ハ長調」(えいはちょうちょう)といいます

「み♭」から始まる長調

み♭ふぁそら♭し♭どれ♭み♭(み♭れどし♭ら♭そふぁみ♭)

日本語では「変ホ長調」といいます

「ふぁ#」から始まる長調

ふぁ#そ#ら#しど#れ#み#ふぁ#(ふぁ#み#れ#ど#しら#そ#ふぁ#)

日本語では「嬰ヘ長調」といいます

「ら♭」から始まる長調

ら♭し♭どれ♭み♭ふぁそら♭(ら♭そふぁみ♭れ♭どし♭ら♭)

日本語では「変イ長調」といいます

「し♭」から始まる長調

し♭どれみ♭ふぁそらし♭(し♭らそふぁみ♭れどし♭)

日本語では「変ロ長調」といいます

12の長調・終了(独学ピアノ)

これで「12の長調」すべての音階を弾き終えることができました。

「ど・れ・み・ふぁ・そ・ら・し」:7つの白鍵

「ど#・み♭・ふぁ#・ら♭・し♭」:5つの黒鍵

黒鍵の方は「ど#=れ♭」と1つの鍵盤にたいして「2つの呼び方」があります。

#でも♭でも、タッチする鍵盤の位置は同じなので、どちらの呼び方でも場所さえ合ってればオッケーです。

ど・ど#・れ・れ#・・・と全部の音から始まる「長調」を弾こう

慣れてきたら「ど・ど#・れ・・・」とスタート音を半音ずつ上げていって「12の長調」を全部弾いてみましょう。

「4・3・2・1・1・2・3・4」の指であがり、同じようにくだっていきます。

あいうえお表やアルファベットのように「すらすら」覚えるまで練習します。

さいごに・12の長調を覚えよう(独学ピアノ)

「み#」では「の右上」に黒鍵がありません

「み#=ふつうのふぁ

「し#」も「の右上」に黒鍵がありません

「し#=ふつうの

このように白い鍵盤で代用してください。

12の長調を覚えると、クラシックもJ-popもいろんな曲の意味がわかってきますよ。