ピアノで弾きたい曲があるとき、どうすれば弾けるのでしょうか!?
特に初心者・独学では、さいしょのやり方がわからないですよね。
この記事ではピアノ講師による、おすすめの方法をまとめてみます。
ピアノ練習の参考にしてみてください。
ピアノソロ(独奏)楽譜を用意します(初心者ピアノ・独学)
youtubeなどで弾きたい曲をみつけたら「曲名」「歌手名」をメモします。
ピアノ楽譜は次のように売られています。
- 1曲ずつ(ピース)
- 楽譜集(10〜20曲くらい)
どちらでもいいのですが、まずは1曲ずつ(ピース)で買ってみましょう。
もっとも販売数が多いのは「ヤマハぷりんと楽譜」です。
「ピアノソロ」「独奏」2段の楽譜をえらんでくださいね!
※パソコンの人は自宅プリンターで、スマホの人はコンビニで印刷します
※難易度はお好みですが「入門」「初級」がやさしいです
メロディだけ右手で弾けるようにします(初心者ピアノ・独学)
初心者ピアノでは、最初にメロディーだけを弾けるようにするとカンタンです。
購入した楽譜のメロディーに「ドレミ」をふりましょう
2段のうち、上の段にメロディーが入っていることが多いです。
メロディーだけでけっこうですので、楽譜に「ドレミ」を書き込みましょう。
ピアノ、キーボードでメロディを弾いてみましょう
鍵盤のドレミの位置はだいじょうぶでしょうか!?
楽譜のドレミ、鍵盤のドレミの通りに、ピアノを弾いていきます。
知っているメロディーが聴こえてくるはずです。
メロディーが弾けたら、ピアノはもう半分弾けたようなものです。
和音コード・バス音を左手でつけていきます
1小節(たて区切り・一部屋)に1〜2ずつ「C」「Am」のような、コードネームが書かれてあります。
伴奏を全部弾くのは大変ですが、バス音だけ拾って鳴らすのは、すぐにできますよ。
「ABCDEFG」で「ラシドレミファソ」の順
コードネームのバス音は、A=ラ、B=シから始まっています。
終わりはGで、ソの音を伸ばします。
バス音を伸ばすと、メロディの音たちと馴染んで聴こえるはずです。
Cは「ドミソ」Cmは「ドミ♭ソ」
Cは「ドミソ」という音で構成されている和音コードですが、Cmは真ん中の音(ミ)を半音下げて「ドミ♭ソ」とします。
- Dは「レファ#ラ」Dmは「レファラ」
- F#は「ファ#ラ#ド#」F#mは「ファ#ラド#」
- Gは「ソシレ」Gmは「ソシ♭レ」
マイナーコード(Gm)は、真ん中の音が半音低くなるのが特徴です。
和音全体の響きは少しずつ学習しますが、まずはバス音だけでも伸ばせるようになりましょう。
メロディー+バス音で、音楽の骨格ができてきます。
まとめ・弾きたい曲(初心者ピアノ・独学)
動画から耳コピしてピアノ演奏する人も大勢いますが、最初は楽譜があった方がラクです。
- 動画から耳コピ
- 楽譜
この2つのツールで、ピアノを弾いていきましょう。
楽譜のおすすめは「ヤマハぷりんと楽譜」です。
順番は
- メロディーにドレミをふって弾く(右手)
- C、Gmなど、バス音を伸ばす(左手)
バス音に慣れてきたら、和音コードの他の音も、少しずつ足していってください。
和音が充実してきたら、初心者卒業できるかもしれません。