ピアノを用意するとき、生ピアノと電子ピアノ、どちらにするか決まりましたか!?
生ピアノと電子ピアノには、どちらもメリット・デメリットがあります。
自分の自宅にはどちらを置くのがいいのか、参考にしてみてください。
生ピアノのメリットは!?
生ピアノのメリットは、金属の弦、木製の響板で鳴る、生楽器の音を楽しめることです。
ギターで木製の音のする楽器、電子音に加工した楽器の違いは、はっきりしています。
ピアノもJ-popなど、軽い曲だと、電子ピアノの音色でもそん色ありません。
しかしショパンなど本格クラシックの曲になると、生ピアノの方が聴きごたえある音がします。
電子ピアノのメリットは!?
電子ピアノには、実用的なメリットがいくつかあります。
ヘッドホンがさせるし、音量調節つまみがある
生ピアノの音はいいのですが、同時に騒音にもなりがちです。
電子ピアノはヘッド本をさして練習ができます。
また音量調節つまみを絞れば、小さな音で練習できます。
調律師を呼ばなくていい
生ピアノは弦を張ってあるため、年1回の調律が必要です。
調律は2時間くらい、値段も1万円以上かかります。
電子ピアノは音が狂わないため、調律不要です。
鍵盤の数、脚あり・なしを選べる
生ピアノの鍵盤数は黒・白あわせて、全部で88鍵あります。
電子ピアノでは、88鍵のほか、73鍵、61鍵など、少ない鍵盤数の楽器もあります。
重量が生ピアノより軽い
電子ピアノの方が重量が軽いため、引越しなどでも負担がかかりません。
生ピアノは自分たちで運べない場合が多く、ピアノ専門の引越し業者に依頼することが多いです。
2F、3Fなど、高い階への引越しは、追加料金がかかります。
生ピアノ・電子ピアノ、どちらを選ぶ!?
生ピアノの方が本格的な音色ですが、先に述べたような負担がかかります。
いろんな条件をクリアし、費用をかけた場合には、生ピアノを持つことができます。
生ピアノを自宅に置く条件とは
- 音を出しても良い部屋がある
- 重い楽器を置いてもよい床である
- 調律費用をかけてもよい
- 引越しをしない、引越し費用がかかっても構わない
このような条件を満たせれば、生ピアノを置くことができるでしょう。
- 鍵盤が短くてもよい
- 軽い楽器がよい
- 電子のピアノ音でもよい
- クラシック曲はあまり弾かない
このような人は、電子ピアノでもじゅうぶん楽しめます。
まとめ
電子ピアノやキーボードは、置き場所も気軽に決められます。
いっぽう生ピアノは、重いし音は大きいし、持つのを負担に思う人も多いです。
- クラシック曲を弾く人は生ピアノも検討
- ポピュラー曲でいい場合は気軽な電子ピアノで十分
決めつける必要はありませんが、このような傾向が見られます。