ピアノを自分で始めるなんて、難しいのでは・・・と思ってしまう人はいませんか!?
ピアノは他の楽器とくらべて、独学しやすい楽器です。
初心者でもピアノなら独学しやすい理由を、まとめてみました。
鍵盤を下ろせば、必ずきれいな音が出る
幸いにもピアノは、鍵盤を下ろせばきれいな音が鳴ってくれます。
他の楽器は、きれいな音を出すのに苦労するケースがあります。
- バイオリンなど弦楽器:はじめはギコギコした騒音が
- トランペットなど管楽器:一般家庭では音が大きすぎることも
「鍵盤でネコが歩いても音が出る」と、ピアノでは言われるくらいです。
初心者なのできれいな音が出ない楽器は、続けにくいですよね。
独学でもキーを押せば、誰でも必ず音が出るのが、ピアノの特徴です。
どのキーを下ろせば、どの音が鳴ったかすぐにわかる
ピアノでは、低い音、高い音、決まった場所のキーを押せば、いつも同じ高さの音が出ます。
- バイオリンなど弦楽器:押さえる場所をずらして、自分で音程を作ります
- トランペットなど管楽器:押さえるピストンだけでなく、口の形で音程を作ります
ピアノ以外の楽器では、「チューニング」という音程調整も必要です。
ピアノの場合は、年1回の調律でまかなえるので、演奏ごとに音程調整はしなくていいです。
電子ピアノでしたら、弦をいじる調律も不要です。
合奏の相手がいなくても、一人で続けられる
楽器を続ける上で重要なのが、演奏するメンバー全員が、練習場所に集まることです。
社会人になったりすると、なかなか合奏、合わせで集まることができなくなってきます。
ピアノでは、一人でメロディー、伴奏、リズムを弾くことが可能です。
練習が自分一人だけで完結するため、独学に向いているんです。
まとめ ピアノが他の楽器より難しいところ
ピアノが独学に向いている面を3つ、お話しました。
音の数だけ鍵盤があるため、ピアノは他の楽器より独学向きなんです。
最後にピアノが他の楽器より難しいところも書いてみます。
歌、合奏とちがい、一人で扱う音の数が多いため、楽譜でたくさんの音を読まなければなりません。
一人何役もこなすことがあるのが、ピアノの難しさです。
そのためピアノを学習する人は、コツコツした性格の人が多いです。
ピアノを弾くと脳の活性化にもつながります。
一人で練習するため、挫折する人も出てきますが、何より自分自身のために、コツコツと練習しましょう。