こんにちは。独学ピアノ、初心者でも好きな曲から始めよう、ピアノ歴40年のなんなん(@nannanchannel)です。
この記事では、ピアノ初心者の人が独学したい時に、ピアノの基礎がよく学べる1冊の練習曲を紹介します。
ブルグミュラー作曲「25の練習曲」です。
初心者で何ができるようになるの!?(独学ピアノ)
この本1冊、25曲を練習すると、ピアノで次のことが身につくようになります。
- ト音記号(右手)へ音記号(左手)ドレミの読み方がわかる
- 右手・左手、別々の音を合わせていけるようになる
- どの鍵盤にどの指を使えばいいかわかる(指使い)
1曲目が簡単で、25曲目には難しくなっています。
1曲ずつていねいに練習していくと、ピアノが上達できるんですよ。
ドレミの読み方はどうやって調べるの!?(独学ピアノ・初心者)
ト音記号、ヘ音記号で読み方(高さ)が違います。
最初はカナを振っても構いません。どちらも読めるようにします。
鍵盤の真ん中・ドレミの読み方
右手の高い音・ドレミの読み方
※これよりも高い音・低い音は、1つずつ「線」「間」をたどっていき、ドレミファソ・・・と数えていくと音名がわかります。
音符の長さ・読み方
音符の長さは、完成動画をアップしますので、そちらを見て覚えてください。
長さのコツですが、手拍子やメトロノームアプリの「拍」に、きちんとハマるように弾くことです。
右手と左手は、どうやって合わせていけばいいの!?(独学ピアノ・初心者)
指を1本ずつバラバラに動かす前に、テーブルで手をたたき、「リズム打ち」で拍を合わせる練習をするとよいでしょう。
例:
右手:タラララ タラララ タンタタ ターーー
左手:ターーン (休み) タンタン タンタン
拍が合わせられるようになったら、ドレミの高さを指でつけていきます。
右手・左手が一緒に鳴るところ、たがいちがいにズレて鳴るところに気をつけて、両手でピアノを鳴らしていきます。
どの鍵盤にどの指を当てればいい!?(独学ピアノ・初心者の指使い)
クラシックの楽譜には、幸い「指番号」が振られています。
自分の手の平を下にして、左から、
「5,4,3,2,1 1,2,3,4,5」
左手の小指(5)、薬指(4)・・・親指(1)、右手の親指(1)・・・薬指(4)、小指(5)
です。
- 数字が書いてある音符:その指を使って弾きます
- 書かれていない音:隣の音=隣の指など、最も適切な指に決めます
数字が書かれていない音符を、どの指で弾くのが最善か、ピアニストの腕の見せ所となります。
手の大きさ、形で若干違いはありますが、基本的な指の動かし方(運指)は、だいたい決まっている通りです。
指くぐし、音階の指使いはどう弾くの!?
「どれみふぁそらしど」と上がる音を、弾く時(右手)
「1,2,3,1,2,3,4,5」と弾きます。
「み=3」「ふぁ=1」中指(3)の下に、親指(1)をくぐして、ふたたび人差し指(2)からスタートします。
「どしらそふぁみれど」と下がる時は(右手)
「5,4,3,2,1,3,2,1」と弾きます。
「ふぁ=1」「み=3」親指(1)の上に、中指(3)をかぶせて、ふたたび人差し指(2)からスタートします。
まとめ〜独学ピアノ・初心者におすすめ・初めの1冊
ドレミの高さは楽譜をよみ、音の長さは見本の動画を聞くことで、ピアノがわかりやすく弾けるようになります。
右手、左手の意味がわかったら、両手で合わせてピアノにさわっていきます。
指使いも、できるだけ楽譜の数字で弾けるようにします。
初めはゆっくり練習しはじめることがコツです。
目標の目安は、1週間で1曲、半年で25曲です。
2週間に1曲(1か月2曲)とゆっくりでも、1年で弾き終えることが可能です。
ピアノの上達の秘訣は、コツコツ練習を欠かさないことです。
毎日短い時間でも結構ですので、あきらめずに練習して、弾く鍵盤や鳴らす音を覚えていきましょう。