独学でピアノ練習をする人にとって、ピアノ教室でのレッスンの様子は気になりますよね。
ピアノ教室でのレッスンがわかると、独学のピアノ上達に役立ちます。
この記事ではピアノ講師の立場から、ピアノ教室でのレッスンが、どのように進められるのかまとめてみました。
【初心者】ピアノ教室でのレッスン、人数や回数は?
ピアノレッスンは、1対1のマンツーマンで行われるのが基本です。
先生1人につき、生徒1人。
レッスン時間は30分〜60分が一般的です。
1週間に1回、月4回のレッスンが行われるのが一般的です。
大人の社会人レッスンなどでは、チケット制レッスンで、都合のよい日時を1回ごと入れるケースもあります。
ピアノの月謝はなぜ高い!?
ピアノの月謝は1か月1万円近くする場合が多く、他の習い事より高額に感じます。
その理由は、生徒と先生、1対1のマンツーマンレッスンで行われるからです。
- 書道教室:先生1人に生徒10人くらい
- 英会話教室:先生1人に生徒4〜5人
生徒の人数が増えるほど、一人あたりの月謝は高くなります。
ピアノやバイオリンなど、楽器のレッスンはマンツーマンで教わるので、月謝が高くなる傾向があります。
楽器を習っている人は、お金持ちのイメージがありますよね。
【初心者】ピアノ教室でのレッスン、進め方の流れは?
ピアノ教室でのレッスン、進め方の流れをまとめます。
- あいさつ
- ハノン、テクニック本を弾く
- 悪い所を直される
- バイエル、ツェルニーの教則本を弾く
- 悪い所を直される
- ソナチネ、ソナタを弾く
- 悪い所を直される
- あいさつ
はじめと終わりのあいさつの他は
- 家で練習してきた曲を順に弾いていき
- 悪い所を直される
このようにしてレッスンがすすめられます。
そして
- 悪いところがある曲は、マルがもらえない
- 悪いところがなくなった曲は、マルがもらえる
マルがもらえない曲は、次のレッスンまでもう1週間、練習してきます。
マルがもらえた曲は「上がり」で、次の曲に進みます。
ひとことで言うと、ピアノレッスンは
- 「マル」がもらえる
- 悪いところを直してもらう
このような場所になっています。
ピアノでは家での練習が大事です。
レッスンでマルがもらえるよう、つっかえないでスラスラと、歌うように弾かなければならないんです。
【初心者】ピアノ教室でのレッスンなしで独学でも上達する方法は?
ピアノ教室のレッスンなしで、独学でも上達する方法ですが、
自分で自分の悪い所を直せるか!?
自分で自分にマルをあげられるか!?
です。
ピアノ独学の場合、先生がいないのですから、自分で自分にアドバイスしないといけなくなります。
逆に言いますと、
- 自分一人で悪い所を直せて
- 自分でマルをつけられ次に進められる人
は、独学でもピアノ学習に向いていることになります。
今は先生に教わらなくとも、インターネットや本で、楽譜の読み方、見本の演奏をきくことが可能です。
ピアノの先生はいなくても、ピアノ教室のレッスンをイメージしつつ、自分で進めてみてはどうでしょうか。
まとめ
ピアノ教室は1対1のマンツーマンで、初心者でもレッスンが行われます。
そのため書道や英会話など、少人数制の習い事よりも月謝が高くなりがちです。
ピアノレッスンの進め方は、あいさつの他は
家で練習してきた曲を順に弾き、悪い所を直されて進めていきます。
独学ピアノの人も、ピアノレッスンをイメージしながら、自分で学習を進めていくことが可能です。
モチベーションを保ちつつ、インターネットや本で、楽譜の読み方、見本の演奏で勉強していってください。
モチベーションを保つコツは、友人や家族にピアノ演奏を聴いてもらうことです。
ピアノ発表会の真似をして、少しずつ人に聴いてもらえる機会をつくりましょう。