独学でピアノを練習するとき、先生から指示をもらえないですよね。
どうやって練習を進めたらいいのか、わからない人も多いかもしれません。
この記事ではピアノ講師の立場から、独学ピアノの練習の進め方を紹介します。
ポピュラーピアノについてまとめてみます。
弾きたい曲の音源をきき、動画を見ます
引用:https://www.youtube.com/watch?v=qZq-q75KeMw
ポピュラーピアノ独学の場合、弾きたい曲がすでに決まっていると思います。
ネットのyoutube、ipod、何でもいいのですが、曲の音源をきき、動画もあれば見てみます。
目的はつぎの通りです。
- メロディーを覚える
- 曲の組み立て・全体の雰囲気をつかむ
- 音源と楽譜の場所を一致させる
メロディー、曲の雰囲気は元々知っている場合も多いので、曲の構成「Aメロ、Bメロ、サビ・・・コーダ(終わり)」を音源からつかみましょう。
その時、楽譜のどこを演奏すれば、そのとき鳴っている音源の音がでてくるのか、一致させるようにできると尚よいです。
楽譜を入手し、音符とコードネームを読んでいきます
引用:https://www.print-gakufu.com/?utm_source=vc&utm_medium=affiliate&utm_campaign=vc_top
音源と一緒に、楽譜も入手しましょう。
「ヤマハぷりんと楽譜」↓↓1曲ずつ購入できてオススメです。
「耳コピ」でピアノを弾いている人でも、参考に市販の楽譜を参考にしていることも多いです。
youtubeなどの音源を耳でたどりながら、楽譜のどこを演奏しているのか、耳と目を一致させるようにします。
音符が読めない人も、ドレミの表をつかって、カナを振っていきましょう。
F Cmなど、コードネームも読めるようになると、和音ごと音符がわかるため、時間の節約にもなります。
音源はオーケストラ、バンド編成のことが多いため、ピアノだけでは感じがつかめないこともあります。
最初は耳慣れませんが、ピアノ1台で演奏する音色にも、慣れるようにしましょう。
1小節ずつ、1段ずつ、弾けるところを増やしていきます
音源を耳でおぼえたら、楽譜をみて弾けるところを増やしていきます。
さいしょは1小節ずつ、1段ずつ、少しずつ鳴らしていきましょう。
耳なじみのよい「サビ」から練習する方法もあります。
サビはすぐ覚えられますが、曲の最初にもどり、地道に練習する予定も立てましょう。
ピアノ、一度に両手で弾けない!という人は
- 右手メロディーだけ
- 左手伴奏
左の伴奏を、両手の1本指でたどって弾くのもおすすめです。
慣れてきたら、左手だけで取れるようにします。
まとめ
ポピュラーピアノ曲の場合、もともとメロディーを知っていることが多いです。
メロディーだけなら、すぐにでもピアノで弾けるようになる人もいるでしょう。
問題は左手の伴奏、和音となる音です。
慣れてくると、伴奏の音も耳でわかるようになってきます。
それまでは楽譜を読んで、根気よくピアノの鍵盤に打ち込んでいくしかないでしょう。